投資すべき暗号資産の見分け方

2000種類以上ある暗号資産の中から、一体どれに投資すれば良いのだろうか?

初心者のうちは、どの通貨がどれだけ将来性があるのか、よく分からないと思う。

 

私も最初は、ネットの情報を頼りに、『これ良さそう』と思った通貨を適当に買っていた。

『特にリップル(XRP)には凄く魅力を感じて購入していた。1000円に上がると期待して・・・』

 

ネット上では、あまりにも過大評価し過ぎているサイトが多くあり、知識が少ない初心者はその情報に踊らされやすい。

 

「来年にXRPは1000円とか、NEMは300円まで上昇する!」

「ビットコインを持っていれば、将来必ず富裕層になれる!」

このように宣伝していた人のせいで、一体どれだけの人が犠牲になった事か・・・

 

しかし人の考えは様々だし、最終的に自分が決断した以上、他人を責める事はできない。

投資はあくまで自己責任。だからこそ、自分の決断に責任を持てるように行動すべきだ。

他人の意見通りに行動しているようでは、投資で稼ぐのは無理だと心得ておこう。

 

この記事では、投資すべき暗号資産を見極める際に、注目すべきポイントを解説する。

注目すべきポイント

  1. 開発スピード
  2. 資金力
  3. 開発側の信頼性
  4. 将来のビジョン
  5. 性能
  6. コミュニティ規模
  7. マーケティング力

1. 開発スピード

競合が激しい暗号資産業界では、開発スピードの速さは重要なポイント

優秀なエンジニアが集い、開発メンバーが多い方が当然、より普及しやすいと言える。

 

プロジェクトの開発者達がどういう人物なのか調べてみよう。

開発途中で、優秀なメンバーがプロジェクトから脱退する事もよくある。

 

開発者間のトラブルがないかなどの情報にも注目すべき。

 

2. 資金力

プロジェクトを遂行するには、膨大な資金が必要となる。

 

新しく発足したプロジェクトは、この資金をICOIEOなどで調達するが、ここで目標金額を調達できたかどうかなども考慮すべき。

ICO: 開発側が新規発行したトークン(通貨)を販売し、開発資金を調達する
IEO: 開発側から依頼を受けた取引所が、トークンの販売を代行する
 

あまりにも目標金額に程遠い場合は、プロジェクト自体に魅力がない又は、プロジェクトが成功しない可能性が高いので注意しよう。

 

開発側の資金の使い道にも注目すべきで、開発側の公式サイトをしっかり確認しよう。

 

3. 開発側の信頼性

実際のところ、詐欺案件は非常に多く存在している。

私自身も、詐欺被害を受けた経験があるので、「開発側の信頼性」は特に注意深く見ている。

 

そもそも、このプロジェクトは本当に実在しているのか?

そう疑問に思った場合は、絶対に投資すべきではない!。

 

プロジェクトの内容が、完全に嘘で、ICOによる資金調達だけを行い、開発は一切しないケースも報告されていた。

『なんと、恐ろしい・・・ (・ω・)  』

SNSで知らない人から勧められたトークンなどは、危険なので手を出さないように!

 

大企業から評価されている通貨は、プロジェクト側の信頼性は高いと思われる。

できるだけ、有名でニュースにも取り上げられる通貨だけを選ぶといいだろう。

 

私が参考にしているのが、CoinMarketCapが公開している時価総額ランキングだ。

Today’s Cryptocurrency Prices by Market Cap

 

アルトコインに投資する場合は、時価総額ランキング50位以内を選ぶのが無難だろう。

時価総額が大きいという事は、その通貨の需要が高く、大勢が注目している事を示す。

ぜひ、参考にしてみてほしい。

 

4. 将来のビジョン

将来のビジョンを明確に定めているプロジェクトは、やはり魅力的だろう。

 

ただ「〇〇機能に優れた通貨を開発してます」というプロジェクトよりも、

「私達は〇〇問題で悩んでいる人達を救い、将来的に〇〇のような社会へと実現する為に開発しています」の方が応援したくなるものだ。

 

このような壮大な目標を掲げるプロジェクトは、人々からも注目を浴び応援されやすい傾向だ。

 

5. 性能

最新の技術は、次々と誕生している。

 

ライバルが多ければ、性能面で負ける訳にはいかない。

ライバルに打ち勝つ為、暗号資産の実用性を高める為にも、最新の技術を搭載し性能を高める事は必須と言える。

 

そのプロジェクトの暗号資産が、未だに古い技術を採用しているなら、別の暗号資産に乗り換える事も検討すべきだ。

 

6. コミュニティの規模

コミュニティとは、その暗号資産のファンや応援している人が集まった集団を指す。

熱烈支持者が多ければ、プロジェクトの普及や新規参入者からの注目も高まりやすい。

 

私は、コミュニティ内で話されている内容も、時々チェックし、投資判断の材料にしている。

逆にコミュニティの規模が小さいと、プロジェクトに興味を持つ人が少ない可能性が高い。

 

7. マーケティングの上手さ

暗号資産を開発したら、それを多くの人に利用してもらう必要がある。

その為には、投資家や大企業などに対して、積極的にアピールしないといけない。

 

リップル社は特に、マーケティングが非常に上手なので、政府との交渉や、企業や金融機関との提携をスムーズに行えている。

やはり、普及を促進させる為には、マーケティング力の高さが重要だ。

XRPと似た通貨が新たに開発されても、リップル社のマーケティング力を上回るのは簡単ではないだろう。

 

hiroの見解

今までの暗号資産は、特に根拠がなくても、謎の勢いで値上がりする事が何度もあった。

『いわゆる雰囲気だけで皆が買った事で、価格が跳ね上がる現象。』

  

しかし、今では暗号資産市場に参加している投資家達も多くを学び、本当に価値がある暗号資産のみが値上がりする時代へと変化している。

 

投資する際は、この記事で紹介した注目すべきポイントを、必ず確認しておこう。

他にも注目すべきポイントは沢山あるので、この記事はあくまで参考程度にしてほしい。

 

暗号資産に関連する情報は、変化するスピードが非常に速い。

自分が保有している通貨だけでも、日頃からニュースに目を通す習慣をつけよう。

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