日本国内の暗号資産取引所である、bitFlyerを利用した事があるだろうか?
bitFlyerは国内最大級の取引所で、世界的にも非常に高い評価を得ている。
出来高の多さは、なんと世界ランキング14位に君臨している。
最近では、乃木坂46のメンバー 斎藤 飛鳥さんがCMに就任していた。
その影響もあってか、bitFlyerの知名度はかなり高いと言われている。
興味を持った人は、ぜひbifFlyerを利用してみてはどうだろうか?
それでは、さっそくbitFlyer取引所の解説をしていく。
基本情報
- 運営会社:株式会社bitFlyer
- 設立日:2014年
- 取引方法:販売形式、現物、FX、先物取引
- 銘柄:BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、ETC、MONA、LSK、BAT、XLM、XEM、XTZ
- 口座開設費:無料
- 口座維持費:無料
- 入出金手数料:入金は0円~324円、出金は220円~770円
- 送金手数料:0円~400円
- 取引手数料:BTCは0%~0.01%、アルトコインは0%~0.2%
- 最大レバレッジ率:4倍
- 過去の発生事案:2018年6月22日、金融庁より業務改善命令が下された
- 公式サイト:https://bitflyer.com/ja-jp/
詳細情報
bitFlyerの本社は、東京都港区に置かれている。
「関東財務局長 第00003号(暗号資産交換業)」:金融庁より暗号資産交換業の認可を受けている
令和元年法律第28号附則第10条第1項に基づくみなし金融商品取引業者(第一種金融商品取引業)
資本金は、41億238万円とかなり多い。
自己資本規制比率は、確認できなかった。
取引方法の種類
bitFlyerの取引方法は、以下の2つ用意されている。
- 販売所
- 現物取引
- FX取引
- 先物取引
<①:販売所> 初心者向け
投資家と取引所が、売買する方法である。
bitFlyer取引所の提示価格で、投資家は購入または売却をする事になる。
その為、販売価格が少し割高感なのは否めない。
数量を指定するだけで、即座に売買が成立する為、非常に簡単である。
今すぐ購入したい場合は、販売所を利用するのもアリだろう。
<②:現物取引> 中級者向け
bitflyerを利用している投資家同士が、直接取引する方法である。
販売所よりも、現物取引のほうが安く購入できるのでお得だ。
しかし、操作がやや面倒であり、慣れていないと難しく感じるだろう。
最初のうちは、販売所を利用し、慣れたら現物取引に挑戦するといい。
<③:FX取引> 上級者向け
FX(証拠金取引)は、レバレッジを活用して、大きな利益を得る取引方法だ。
投資家と取引所が、レバレッジ取引を行う構図である。
<④:先物取引> 上級者向け
先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束する取引である。
現時点では売買価格と数量を約束しておき、約束の日が来たら実際に売買する。
あらかじめ売買価格を取り決めるので、価格変動リスクを抑えることが可能。
預けた証拠金で、差金決済によりビットコインを売買するサービス。単位は BFT 。
bitFlyer では、3 種類の満期日の先物が取引可能。
- 1 週間先物(直近の金曜日に満期日を迎えるもの)
- 2 週間先物(1 週間先物から 1 週間後に満期日を迎えるもの)
- 3 か月先物(直近の 3, 6, 9, 12 月の最終金曜日に満期日を迎えるもの)
取り扱い銘柄
銘柄 | 販売所 | 現物取引 | FX取引 | 先物取引 |
---|---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | 〇 | 〇 | × | × |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 〇 | × | × | × |
ライトコイン(LTC) | 〇 | × | × | × |
リップル(XRP) | 〇 | × | × | × |
ネム(XEM) | 〇 | × | × | × |
ステラルーメン(XLM) | 〇 | × | × | × |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 〇 | × | × | × |
クアンタム(QTUM) | 〇 | × | × | × |
イーサリアムクラシック(ETC) | 〇 | × | × | × |
モナコイン(MONA) | 〇 | × | × | × |
テゾス(XTZ) | 〇 | × | × | × |
手数料・費用
<口座費用>
口座開設費 | 無料 |
---|---|
口座維持費 | 無料 |
<入手金手数料>
日本円 | 暗号資産 | |
---|---|---|
入金 |
(住信SBIネット銀行からご入金の場合):無料 |
無料 |
出金・送金 |
三井住友銀行(3万円未満):220円 三井住友銀行以外(3万円未満):550円 |
無料 |
<取引手数料>
少し複雑なので、公式サイトの情報を確認しておいてほしい。
https://bitflyer.com/ja-jp/commission
セキュリティ
顧客の資産を安全に管理する為、様々な対策が講じられている。
<顧客資産の分別管理>
暗号資産は、bitFlyerと顧客で、物理的に分離して保管している。
現金も、bitFlyerと顧客で、分離して日証金信託銀行の信託口座にて管理している。
これにより、もし仮にbitFlyerが倒産しても、顧客の資産は無事に返却される。
<暗号資産の保管方法>
顧客の暗号資産の80%以上を、コールドウォレットで保管している。
インターネットに接続されていない環境下で保管されている為、サイバー攻撃による被害は受けない。
このような仕組みにより、不正取引を防止しているのだ。
<不正アクセス検知システム導入>
外部からの不正アクセスを自動的に遮断する、FWというシステムを導入している。
外部からの内容だけでなく、社内からのアクセスも監視を行っている。
通信内容や社内端末の動きを、24時間365日体制で監視しているので、異常を発見すれば即座に対応できる体制が整っている。
<マルチシグネチャー対応>
暗号資産を送金する際には、秘密鍵(パスワードのようなイメージ)が必要だ。
分かりやすく例えると、家の玄関の鍵穴を2つ設置するイメージ。扉を開けるには、鍵が2つ必要で、1つ盗まれても扉は開かない。
メリット
1. 取り扱い銘柄が多い
bitFlyerでは、全部で12種類の暗号資産を取り扱っている。
- ビットコイン
- イーサリアム
- イーサリアムクラシック
- ライトコイン
- モナコイン
- ビットコインキャッシュ
- リスク
- リップル
- ベーシックアテンショントークン
- ステラルーメン
- ネム
- テゾス
このように、アルトコイン取引を保有したい投資家にも、ばっちり対応している。
2. FX取引が活発
bitFlyer Lightningでの、FX取引の人気が高く、取引が盛んに行われている。
その為、出来高が比較的多い事も影響しているのか、基本的にスプレッドが小さめである。
スプレッドは、取引所によっても差があるし、状況によって常に変化し続けている。
- 出来高(取引量)が減少している時
- 暗号資産の価格が急変動している時
<利益を上げるコツ>
- 価格が落ち着いていて、スプレッドが狭い時にのみ取引する
- スプレッドが大き過ぎる時は、もう取引を諦める
- スプレッド費用を抑える為に、頻繁に取引しない
上記のコツを念頭に入れて、今後の取引に活用していけば問題ないだろう。
基本的に、ビットコインよりもアルトコインのほうがスプレッドは拡大しやすい傾向にあるので注意しよう。
3. 出来高が大きい
bitFlyerの出来高(取引量)は、国内取引所のなかでもかなり多く、出来高の世界ランキングは14位と評価されている。
出来高、知名度ともに世界トップクラスなので、ビットコインを取引するならbitFlyerを利用する日本人投資家はかなり多いと聞く。
取引量が多いという事は、流動性が非常に高い為、ビットコインなどの取引がスムーズに約定しやすい傾向にあるのだ。
大きな金額を頻繁に動かす大口投資家にとっては、この出来高の多さは魅力的だろう。
4. 充実したサポート体制
分からない事があれば、いつでも気軽に質問できる体制が整っているのも安心できるポイントだ。
お問合せフォームから、メールで相談できるし、電話で直接問い合わせる事も可能。
お問い合わせフォームはこちら: https://bitflyer.com/ja-jp/contact
サポート時間は原則として 9 時 00 分 ~ 19 時 00 分。
各種電話窓口は以下に記載。
- お取引やサービスに関するお問合せ: 03-6434-5864
- 不正ログインなど不正利用のご相談: 03-6434-7957
- 当社サービスに対する苦情やご相談: 03-6434-7624
電話窓口の営業時間は 平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分 。
デメリット
1. 現物取引できる銘柄が少ない
bitFlyer取引所は、FX取引に特化しているので、現物取引をしたい人にとっては不便だろう。
実際に現物を取引できるのは、BTCとETHの2種類のみである。
それ以外のアルトコインは、販売所から直接購入する事になるので、少し価格が割高の傾向である。
2. FX取引は難しい
現物取引では、買った価格より下落した場合でも、また価格が上昇するまで売らずに保有しておけばいい。
ただし、レバレッジ取引では強制ロスカットという概念が存在する。
レバレッジ取引は確かに難しいが、スキルを身に着け勝率が上がれば、現物取引とは比較にならない程の莫大な利益を上げる事が出来る。
hiroの見解
ビットコインFXや、先物取引などで大きなリターンを得たい投資家にとっては、bitFlyerを利用する人は多い。
私もFX取引などを中心に、大きな利益を得ている為、極める価値は大いにあるだろう。
しかし、レバレッジを駆使するFX取引はリスクが高く上級者向けなので、取引に慣れるまでは現物取引のみを行うほうが無難だ。
現物取引に慣れ、さらなる利益を追求したくなったら、手数料が安く銘柄が多いbitFlyerが提供するLightning取引を利用してみるといい。
興味がある人は、ぜひbitFlyerを利用してみてはどうだろうか?