bitFlyer 取引所

  • 2020年12月26日
  • 2020年12月26日
  • 国内

日本国内の暗号資産取引所である、bitFlyerを利用した事があるだろうか?

 

bitFlyerは国内最大級の取引所で、世界的にも非常に高い評価を得ている。

出来高の多さは、なんと世界ランキング14位に君臨している。

 

最近では、乃木坂46のメンバー  斎藤 飛鳥さんがCMに就任していた。

その影響もあってか、bitFlyerの知名度はかなり高いと言われている。

 

興味を持った人は、ぜひbifFlyerを利用してみてはどうだろうか?

bitFlyerの口座開設ページはこちらから

 

それでは、さっそくbitFlyer取引所の解説をしていく。

基本情報

  • 運営会社:株式会社bitFlyer
  • 設立日:2014年
  • 取引方法:販売形式、現物、FX、先物取引
  • 銘柄:BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、ETC、MONA、LSK、BAT、XLM、XEM、XTZ
  • 口座開設費:無料
  • 口座維持費:無料
  • 入出金手数料:入金は0円~324円、出金は220円~770円
  • 送金手数料:0円~400円
  • 取引手数料:BTCは0%~0.01%、アルトコインは0%~0.2%
  • 最大レバレッジ率:4倍
  • 過去の発生事案:2018年6月22日、金融庁より業務改善命令が下された
  • 公式サイト:https://bitflyer.com/ja-jp/

詳細情報

会社情報の公式サイト

bitFlyerの本社は、東京都港区に置かれている。

  
「関東財務局長 第00003号(暗号資産交換業)」:金融庁より暗号資産交換業の認可を受けている

暗号資産取引所は、金融庁より暗号資産交換業の認可を受ける必要がある

 

令和元年法律第28号附則第10条第1項に基づくみなし金融商品取引業者(第一種金融商品取引業)

第一種金融商品取引業:デリバティブ取引サービスを提供する資格を有する

 
資本金は、41億238万円とかなり多い。

 

自己資本規制比率は、確認できなかった。

自己資本規制比率:金融取引会社の財務健全性を示す指標
自己資本規制比率は、120%以上を維持する義務がある

取引方法の種類

bitFlyerの取引方法は、以下の2つ用意されている。

  1. 販売所
  2. 現物取引
  3. FX取引
  4. 先物取引

 

<①:販売所> 初心者向け

投資家と取引所が、売買する方法である。

 

bitFlyer取引所の提示価格で、投資家は購入または売却をする事になる。

その為、販売価格が少し割高感なのは否めない。

 

数量を指定するだけで、即座に売買が成立する為、非常に簡単である。

今すぐ購入したい場合は、販売所を利用するのもアリだろう。

 

<②:現物取引> 中級者向け

bitflyerを利用している投資家同士が、直接取引する方法である。


販売所よりも、現物取引のほうが安く購入できるのでお得だ。

しかし、操作がやや面倒であり、慣れていないと難しく感じるだろう。

 

最初のうちは、販売所を利用し、慣れたら現物取引に挑戦するといい。

 

<③:FX取引> 上級者向け

FX(証拠金取引)は、レバレッジを活用して、大きな利益を得る取引方法だ。

投資家と取引所が、レバレッジ取引を行う構図である。

   
レバレッジ:担保として預けた証拠金の、数倍の取引ができる仕組み
レバレッジ取引では、暗号資産自体を取引しない為、現物取引とは根本的に異なる。
    
将来の価格を予測し、ロング(買い注文)やショート(売り注文)などの建玉を保有し、決済する事で価格変動の差額分が利益となる。
   
自分が預けた証拠金に対して、レバレッジを掛ける事で、数倍の資金を取引できる。

 

これにより、巨額の利益を得られるチャンスがある。
その反面、予測が外れた場合は、一瞬で莫大な損失を被る危険性がある。
 
注文方法は、「成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFDOCO・トレスト」が用意されている。
  
レバレッジ取引の魅力は、ショート(売り注文)が可能である事だ。

 

現物取引では、保有通貨の価格が暴落した場合、売却し損失確定させる又は売らずに保有し続けるしかない。
しかし、レバレッジ取引ではショート(売り注文)を入れる事で、価格が暴落している状況下でも利益が得られる。

 

<④:先物取引> 上級者向け

先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束する取引である。

現時点では売買価格と数量を約束しておき、約束の日が来たら実際に売買する。

あらかじめ売買価格を取り決めるので、価格変動リスクを抑えることが可能。

預けた証拠金で、差金決済によりビットコインを売買するサービス。単位は BFT 。

bitFlyer では、3 種類の満期日の先物が取引可能。

  • 1 週間先物(直近の金曜日に満期日を迎えるもの)
  • 2 週間先物(1 週間先物から 1 週間後に満期日を迎えるもの)
  • 3 か月先物(直近の 3, 6, 9, 12 月の最終金曜日に満期日を迎えるもの)

取り扱い銘柄

 

銘柄 販売所 現物取引 FX取引 先物取引
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH) × ×
ビットコインキャッシュ(BCH) × × ×
ライトコイン(LTC) × × ×
リップル(XRP) × × ×
ネム(XEM) × × ×
ステラルーメン(XLM) × × ×
ベーシックアテンショントークン(BAT) × × ×
クアンタム(QTUM) × × ×
イーサリアムクラシック(ETC) × × ×
モナコイン(MONA) × × ×
テゾス(XTZ) × × ×


 

 

手数料・費用

<口座費用>

 

口座開設費 無料
口座維持費 無料

 

 

<入手金手数料>

  

  日本円 暗号資産
入金

(住信SBIネット銀行からご入金の場合):無料

(住信SBIネット銀行以外からご入金の場合):330円

無料

出金・送金

三井住友銀行(3万円未満):220円
三井住友銀行(3万円以上):440円

三井住友銀行以外(3万円未満):550円
三井住友銀行以外(3万円以上):770円

無料

 

 

 

 

 

<取引手数料>

 少し複雑なので、公式サイトの情報を確認しておいてほしい。

https://bitflyer.com/ja-jp/commission

 

セキュリティ

顧客の資産を安全に管理する為、様々な対策が講じられている。

 

<顧客資産の分別管理>

暗号資産は、bitFlyerと顧客で、物理的に分離して保管している。

現金も、bitFlyerと顧客で、分離して日証金信託銀行の信託口座にて管理している。


これにより、もし仮にbitFlyerが倒産しても、顧客の資産は無事に返却される。

 

<暗号資産の保管方法>

顧客の暗号資産の80%以上を、コールドウォレットで保管している。

コールドウォレット:インターネットから切り離して管理する暗号資産口座

インターネットに接続されていない環境下で保管されている為、サイバー攻撃による被害は受けない。
  
銀行で例えると、厳重に管理された金庫の中に保管するイメージ。
その中から取り出す際は、複数部署の承認が必要な体制となっており、監視が厳しい。

 

<2段階認証の必須化>

現金の出金時や、暗号資産の送金の際に、2段階認証を必ず済ませる仕組みとなっている。
2段階認証:パスワード認証だけでなく、別の認証も求められる仕組み
操作しているのが本人である事を確認する為に、パスワード認証だけでなく、事前に登録した携帯やメール宛にも連絡が入るシステムとなっている。

 

手間はかかるが、その分セキュリティが高く保たれるだろう。
 
<出金時の監視体制>
 
日本円や仮想通貨の預入・出金を行う際には、システム上で一定のロジックに従ってチェックを行うと共に、取引について人間の目視によるチェックしている。
 
出金の依頼があった場合には顧客にメールで連絡し、本人の依頼かを確認する。

このような仕組みにより、不正取引を防止しているのだ。
 

<不正アクセス検知システム導入>

外部からの不正アクセスを自動的に遮断する、FWというシステムを導入している。

外部からの内容だけでなく、社内からのアクセスも監視を行っている。

通信内容や社内端末の動きを、24時間365日体制で監視しているので、異常を発見すれば即座に対応できる体制が整っている。

 

<マルチシグネチャー対応>


暗号資産を送金する際には、秘密鍵(パスワードのようなイメージ)が必要だ。

この秘密鍵が第3者に知られたら、暗号資産を不正に引き出される事になる。
 
基本的に、秘密鍵は1つだけで管理するのだが、セキュリティを向上させる為に、bitFlyerでは複数の秘密鍵を用いて管理している。
その為、仮に1つ秘密鍵(パスワード的なもの)が外部に漏れても、暗号資産を引き出される心配はない。

 

分かりやすく例えると、家の玄関の鍵穴を2つ設置するイメージ。扉を開けるには、鍵が2つ必要で、1つ盗まれても扉は開かない。

 

メリット

1. 取り扱い銘柄が多い

bitFlyerでは、全部で12種類の暗号資産を取り扱っている。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • イーサリアムクラシック
  • ライトコイン
  • モナコイン
  • ビットコインキャッシュ
  • リスク
  • リップル
  • ベーシックアテンショントークン
  • ステラルーメン
  • ネム
  • テゾス

このように、アルトコイン取引を保有したい投資家にも、ばっちり対応している。

2. FX取引が活発

bitFlyer Lightningでの、FX取引の人気が高く、取引が盛んに行われている。

その為、出来高が比較的多い事も影響しているのか、基本的にスプレッドが小さめである。

スプレッド:買値(Ask)と、売値(Bid)の価格差
ビットコインFX、先物売買手数料は無料だが、スプレッドは実質的に手数料のようなものなので、詳しく解説しておこう。
   
bitFlyer取引所の、1BTCの提示価格が、買値100万円・売値105万円の場合

 

買値:相手側が、買い取ってくれる金額。買値100万円なら、100万円で買い取る。
売値:相手側が、売ってくれる金額。売値105万円なら、105万円で販売中。
1BTCを105万円で購入し、すぐに売ってしまうと、100万円でしか買い取ってくれない。
その為、5万円の損失という結果になるのだ。

 

この場合に利益を上げるには、1BTCを105万円で購入したのなら、売値が105万円以上に値上がりするまでは売却してはならない。

 

このように、スプレッドが大きければ大きいほど、それだけ利益を出すのが困難になる。
だから、売買手数料が無料だとしても、スプレッドが大きければ意味はないのだ。
  

スプレッドは、取引所によっても差があるし、状況によって常に変化し続けている。

  

<スプレッドが拡大しやすくなる原因>

  • 出来高(取引量)が減少している時
  • 暗号資産の価格が急変動している時

     

上記の原因に当てはまる状況下では、スプレッドを意識して新規注文を検討しよう。

 

様々な要因が複雑に絡み合って、スプレッドは決定される為、スプレッドが突発的に急拡大する可能性もあるので注意してほしい。
 

<利益を上げるコツ>

  • 価格が落ち着いていて、スプレッドが狭い時にのみ取引する
  • スプレッドが大き過ぎる時は、もう取引を諦める
  • スプレッド費用を抑える為に、頻繁に取引しない

     

上記のコツを念頭に入れて、今後の取引に活用していけば問題ないだろう。

基本的に、ビットコインよりもアルトコインのほうがスプレッドは拡大しやすい傾向にあるので注意しよう。

 

しかし、bitFlyer取引所を利用する投資家が増えているので、出来高が増加していき、今後はスプレッドも縮小していくと期待される。
  
FX取引をする際は、スプレッドが大きくないかを必ず確認しておこう。

3. 出来高が大きい

Top Cryptocurrency Spot Exchanges より引用

bitFlyerの出来高(取引量)は、国内取引所のなかでもかなり多く、出来高の世界ランキングは14位と評価されている。

出来高、知名度ともに世界トップクラスなので、ビットコインを取引するならbitFlyerを利用する日本人投資家はかなり多いと聞く。

 

取引量が多いという事は、流動性が非常に高い為、ビットコインなどの取引がスムーズに約定しやすい傾向にあるのだ。

大きな金額を頻繁に動かす大口投資家にとっては、この出来高の多さは魅力的だろう。

4. 充実したサポート体制

分からない事があれば、いつでも気軽に質問できる体制が整っているのも安心できるポイントだ。

お問合せフォームから、メールで相談できるし、電話で直接問い合わせる事も可能。

お問い合わせフォームはこちら: https://bitflyer.com/ja-jp/contact

サポート時間は原則として 9 時 00 分 ~ 19 時 00 分。

 

各種電話窓口は以下に記載。

  • お取引やサービスに関するお問合せ: 03-6434-5864
  • 不正ログインなど不正利用のご相談: 03-6434-7957
  • 当社サービスに対する苦情やご相談: 03-6434-7624

電話窓口の営業時間は 平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分 。

 

デメリット

1. 現物取引できる銘柄が少ない

bitFlyer取引所は、FX取引に特化しているので、現物取引をしたい人にとっては不便だろう。

実際に現物を取引できるのは、BTCとETHの2種類のみである。

それ以外のアルトコインは、販売所から直接購入する事になるので、少し価格が割高の傾向である。

2. FX取引は難しい

現物取引では、買った価格より下落した場合でも、また価格が上昇するまで売らずに保有しておけばいい。

ただし、レバレッジ取引では強制ロスカットという概念が存在する。

強制ロスカット:評価損益が基準を下回ると、自動的に決済する機能
bitFlyerでは、証拠金維持率が50%を下回ると、強制ロスカット発動。
強制ロスカットが発動した場合、そのポジション(取引)に利用している証拠金を、ほとんど失ってしまい、これが損失となる。
  
大きな利益を得る為に、レバレッジ取引をしたはずが、逆に大きな損失を出す可能性が現物取引と比較すると高いので、慎重に取引する必要がある。
  
それに、アルトコインのレバレッジ取引は、スプレッドも拡大しやすく、利益を出すのは簡単とは言えない。
 
その為、レバレッジ取引で継続して利益を出すには、それなりの経験とスキルが必須である。
  

レバレッジ取引は確かに難しいが、スキルを身に着け勝率が上がれば、現物取引とは比較にならない程の莫大な利益を上げる事が出来る。

  
レバレッジ取引(FX)で求められるスキルについては、今後解説していく予定なので、ぜひ学習に活用して、稼げるトレーダーを目指してほしい。

 

hiroの見解

ビットコインFXや、先物取引などで大きなリターンを得たい投資家にとっては、bitFlyerを利用する人は多い。

私もFX取引などを中心に、大きな利益を得ている為、極める価値は大いにあるだろう。

しかし、レバレッジを駆使するFX取引はリスクが高く上級者向けなので、取引に慣れるまでは現物取引のみを行うほうが無難だ。

 

現物取引に慣れ、さらなる利益を追求したくなったら、手数料が安く銘柄が多いbitFlyerが提供するLightning取引を利用してみるといい。

 

興味がある人は、ぜひbitFlyerを利用してみてはどうだろうか?

bitFlyerの口座開設ページはこちらから

bitFlyerは口座開設費・維持費も一切掛からず、完全に無料!
  


国内の最新記事