アルファクス・フード・システム(3814)の株主優待

今回は、旅行好きな人にお勧めな、ホテル無料宿泊券が貰える株主優待を紹介したいと思う。

宿泊割引券などはよく見かけるが、無料宿泊券を優待として受け取れるケースは非常に珍しいので、気になる人は要チェックだ。

基本情報(2021/12/31時点)

  • コード:3814
  • 社名:アルファクス・フード・システム
  • 上場市場:東証JASDAQ(グロース)
  • 株価:610円 
  • 必要最低投資金額:61,000円
  • 配当利回り:0%
  • 優待利回り:11.4%
  • 総合利回り:11.4%
  • 権利確定月:9月末
  • 優待送付日:12月下旬
  • 優待種別:宿泊無料券

優待内容

株主優待としては、山口県山陽小野田市内自然公園内「ナチュラルグリーンパークホテル」の1泊宿泊&天然温泉無料券が貰え、1枚の宿泊券で最大4名まで宿泊可能。

さらに1名につき、追加で5500円を支払う事により、特別室へアップグレード可能だ。

 

なお、券が利用可能なのは山口県のナチュラルグリーンパーク1カ所のみなので、住まいが山口県から遠い人は使い道がないとも言える。

ただし、旅行が大好きな人にとってはお勧めな優待なので、ぜひ検討してみてはどうだろうか?

 

<9月>

必要株数 優待内容
100株以上 1枚(7,000円相当)
300株以上 3枚(21,000円相当)
500株以上 6枚(42,000円相当)
1000株以上 12枚(84,000円相当)
5000株以上 30枚(210,000円相当)

 

 

価格推移

アルファクス・フード・システムの株価を見てみよう。


上場のタイミングが悪かったからだろうか、上場直後にリーマンショックの影響を受けて株価は暴落し、2016年にかけて上昇に嘆じたものの2020年のコロナショックによるロックダウンの影響で再び大きく下落している。

コロナショックが仮に起きなければ、株価は1600円台をキープしていた可能性があり、今の株価610円台というのは非常に割安な水準にいるようにも見える。

個人的には、この付近が買い仕込みのタイミングと思う一方で、オミクロンによる感染拡大が懸念され、旅行者がなかなか増えづらい状況が続くことで、資金繰りが悪化しさらなる株価続落というリスクも否めない。

現状では、売り上げが伸びないのに対し、負債が急激に積みあがっている状態が続いている為、最悪のケースでは倒産してしまう可能性も十分にあると言える。

また、2020年と2021年では赤字が続き、経営状況がとても厳しい状況なので、コロナ収束ができるだけ早くなる事を祈るしかない。

アルファックス・フード・システムは、外食向けASPサービスを展開しており、POSレジや注文装置などのシステム機器開発と販売を手掛けており、これらは一定の需要があるので、大手チェーンの顧客に対し魅力的な製品開発が継続できるかがポイントとなる。

最近では、チェーン店のセイザリヤと配膳AIロボットの実証実験にて業務提携を結んでおり、日本の人手不足による問題をAIロボットなどを駆使して解決しようと試みている。

飲食業界では、コロナ以降は特に人手不足が深刻化しており、アルファックス・フード・システムが開発する外食向けシステム機器の需要は今後も高まってくるかもしれない。

短期的には、赤字経営をどう改善していくのか、積みあがった負債を返済できるのか、この点に注目しながら今後の活躍に期待したい。

実際に届いた優待を紹介

アルファックス・フード・システムの株主優待が自宅に届いたので、紹介しておこう。

 

私は100株保有しているので、今回は1枚の宿泊券がもらえた。

1枚につき4名まで利用できるみたいなので、少し自宅から遠いが、家族を連れて山口県まで旅行に行ってみようと思う。

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