DMM Bitcoin取引所

  • 2020年11月22日
  • 2020年12月24日
  • 国内

日本国内の暗号資産取引所である、DMM Bitcoinを利用した事があるだろうか? 

 

私は、アルトコインの取引をする際に、よく利用していた取引所である。

アルトコインの取り扱い銘柄が多いので、いろいろ取引したい人にはお勧めだ。

 

どの暗号資産取引所を利用するか悩んでいる人は、DMM Bitcoinを選んでみては?

 

DMM Bitcoinの口座開設ページ

 

それでは、さっそくDMM Bitcoin取引所の解説をしていく。  

基本情報

  • 運営会社:株式会社DMM Bitcoin
  • 設立日:2016年
  • 取引方法:現物(購入形式のみ)、レバレッジ
  • 銘柄:BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、XEM、XLM、ETC、BAT、QTUM、MONA
  • 口座開設費:無料
  • 口座維持費:無料
  • 入出金手数料:無料
  • 送金手数料:無料
  • 取引手数料:無料(レバレッジ手数料を除く)
  • 最大レバレッジ率:4倍
  • 過去の発生事案:特に無し
  • 公式サイト:https://bitcoin.dmm.com/

詳細情報

会社情報の公式サイト

DMM Bitcoinの本社は、東京都中央区に置かれている。

   
「関東財務局長 第00010号(暗号資産交換業)」:金融庁より暗号資産交換業の認可を受けている

暗号資産取引所は、金融庁より暗号資産交換業の認可を受ける必要がある


「関東財務局長 第3189号(第一種金融商品取引業)」:財務局より登録が完了している

第一種金融商品取引業:デリバティブ取引サービスを提供する資格を有する


資本金は、28億7000万円と比較的多めである。

自己資本規制比率は、379.6%(2020年9月末時点)で、今のところ経営状況に問題はない。

自己資本規制比率:金融取引会社の財務健全性を示す指標
自己資本規制比率は、120%以上を維持する義務がある

取引方法の種類

DMM Bitcoinの取引方法は、以下の2つ用意されている。

  1. 販売所
  2. レバレッジ取引

     

<①:販売所> 初心者向け

投資家と取引所が、売買する方法である。

  

DMM Bitcoin取引所の提示価格で、投資家は購入または売却をする事になる。

その為、販売価格が少し割高感なのは否めない。

 

数量を指定するだけで、即座に売買が成立する為、非常に簡単である。

今すぐ購入したい場合は、販売所を利用するのもアリだろう。

 

<②:レバレッジ取引> 上級者向け

投資家と取引所が、レバレッジ取引を行う構図である。

   
レバレッジ:担保として預けた証拠金の、数倍の取引ができる仕組み
レバレッジ取引では、暗号資産自体を取引しない為、現物取引とは根本的に異なる。
    
将来の価格を予測し、ロング(買い注文)やショート(売り注文)などの建玉を保有し、決済する事で価格変動の差額分が利益となる。
   
自分が預けた証拠金に対して、レバレッジを掛ける事で、数倍の資金を取引できる。

 

これにより、巨額の利益を得られるチャンスがある。
その反面、予測が外れた場合は、一瞬で莫大な損失を被る危険性がある。
  

注文方法は、「ストリーミング・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO・BitMatch」

決済方法は、「一括決済・クイック決済」

 

BitMatch注文:販売所形式と取引所形式のハイブリッド注文方法
これは、DMM Bitcoin独自の新しい注文方法である。

業者の提示仲値価格を参考とし、発注から30秒における仲値価格で取引成立する注文方法。

 

取引対象となる銘柄、数量に対し顧客同士の注文をマッチングするが、約定における顧客の取引相手は業者である。

顧客の注文が他の顧客の注文と一部又は全部が対当した場合、その一部又は全部についてマッチングが成立し、マッチング時点における仲値価格で約定する。

一方で、30秒以内に顧客の注文が他の顧客の注文と対当しなかった場合、その一部又は全部についてマッチングは成立せず、成行注文にて時価で約定する。

https://bitcoin.dmm.com/about/bitmatch より引用

  メリット デメリット
販売所方式 数量を気にせず、いつでも売買可能 スプレッドが広い事がある
取引所方式 希望価格で売買が可能 希望価格での数量が少ない事がある
  
BitMatch注文により、同時間帯での顧客同士の注文が仲値価格でマッチングされるので、販売所方式と取引所方式のハイブリッドのような形で取引できるのだ。

取り扱い銘柄

 

銘柄 販売所 レバレッジ取引
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH) ×
ライトコイン(LTC) ×
リップル(XRP)
ネム(XEM) ×
ステラルーメン(XLM) ×
ベーシックアテンショントークン(BAT) ×
クアンタム(QTUM) ×
イーサリアムクラシック(ETC) ×
モナコイン(MONA) ×

 

 

手数料・費用

<口座費用>

 

口座開設費 無料
口座維持費 無料

 

 

<入手金手数料>

 

  日本円 暗号資産
入金 即時入金:無料

 

振込入金:振込手数料はお客様負担

無料
出金・送金 無料 無料

 

 

 

 

<取引手数料>

 

  販売所 レバレッジ取引
取引手数料 無料 無料
ロスカット手数料 無料
レバレッジ手数料 建玉ごとに 0.04% / 日
  
BitMatch注文により約定した場合は、BitMatch取引手数料が発生する
 
<BitMatch取引手数料(現物取引)>

 

銘柄 取引単位 取引単位あたりの手数料額 最小発注数量
BTC/JPY 0.001 ¥2 0.01
ETH/JPY 0.01 ¥6 0.1
XRP/JPY 10 ¥6 100

 

<BitMatch取引手数料(レバレッジ取引)>

 

銘柄 取引単位 取引単位あたりの手数料額 最小発注数量
BTC/JPY 0.01 ¥3 0.1
ETH/JPY 0.1 ¥19 1
XRP/JPY 100 ¥12 1000
BAT/JPY 100 ¥103 1000
QTUM/JPY 100 ¥989 1000
XLM/JPY 100 ¥3 1000
MONA/JPY 100 ¥354 1000
XEM/JPY 100 ¥6 1000
LTC/JPY 1 ¥24 10
ETC/JPY 1 ¥2 10
BCH/JPY 0.1 ¥11 1
 
  
 

セキュリティ

顧客の資産を安全に管理する為、様々な対策が講じられている。

 

<顧客資産の分別管理>

暗号資産は、DMM Bitcoinと顧客で、物理的に分離して保管している。

現金も、DMM Bitcoinと顧客で、分離して日証金信託銀行の信託口座にて管理している。



これにより、もし仮にDMM Bitcoinが倒産しても、顧客の資産は無事に返却される。

 

<暗号資産の保管方法>

顧客の暗号資産の95%以上を、コールドウォレットで保管している。

コールドウォレット:インターネットから切り離して管理する暗号資産口座

インターネットに接続されていない環境下で保管されている為、サイバー攻撃による被害は受けない。
    
銀行で例えると、厳重に管理された金庫の中に保管するイメージ。
その中から取り出す際は、複数部署の承認が必要な体制となっており、監視が厳しい。

 

<2段階認証の必須化>

現金の出金時や、暗号資産の送金の際に、2段階認証を必ず済ませる仕組みとなっている。
2段階認証:パスワード認証だけでなく、別の認証も求められる仕組み
操作しているのが本人である事を確認する為に、パスワード認証だけでなく、事前に登録した携帯やメール宛にも連絡が入るシステムとなっている。

 

手間はかかるが、その分セキュリティが高く保たれるだろう。
 
<出金時の監視体制>
 
預けた暗号資産を引き出す際は、複数部署の承認を必須とし、出金後には社内で共有される体制をとっている。
これにより、社員による内部犯行を防ぐ効果が高まり、透明性の高いシステム運用が可能となる。
  
また、事前にユーザが登録している出金先アドレスのみに送金可能という仕組みである。

 

その為、第3者が不正ログインに成功し、その犯罪者自身のウォレットアドレスに送金申請をする事はできない。
この仕組みのおかげで、仮に不正ログインをされたとしても顧客の資産は強奪されずに済む。

 

<不正アクセス検知システム導入>

外部からの不正アクセスを自動的に遮断する、FWというシステムを導入している。

外部からの内容だけでなく、社内からのアクセスも監視を行っている。

通信内容や社内端末の動きを、24時間365日体制で監視しているので、異常を発見すれば即座に対応できる体制が整っている。

メリット

1. 取り扱い銘柄が多い

DMM Bitcoinの取り扱う暗号資産は、全部で11種類もあるのだ。(2020年11月20日時点)

https://bitcoin.dmm.com/service より引用

この取り扱い数は、国内取引所の中でもかなり多いほうだ。

 

銘柄ペアの数は、全部で18種類も用意されているので、その時の価格強弱を利用して、有利な銘柄ペアを選別して取引する事も可能となる。

レバレッジ取引では、価格が下落している通貨を売り(ショート)、価格が上昇している通貨を買う(ロング)ことで大きな利益を得られるのだ。

例えば、BTC価格とETH価格は上昇しているが、LTCは下落している相場でレバレッジ取引をする場合。

BTC/ETHを選択して、BTCをロングするとあまり利益が得られない。それは、BTCもETHも価格が上昇しているからだ。

逆に、BTC/XRPを選択して、BTCをロングすると大きな利益が見込めるだろう。それは、BTCは上昇しXRPは下落している為だ。

 

このように、選択できる銘柄が多ければ、それだけ有利な取引が可能となるので魅力的である。

2. 手数料が格安

何といっても、手数料の安さこそが、投資家にとって最も重要なポイントだろう。

上手に取引できても、手数料を沢山取られていては、利益が伸びないからだ。

その点、DMM Bitcoinの手数料は、かなり安く設定されているので、心配する必要はない。

 

日本円の出金も、暗号資産の送金も、DMM Bitcoinが全額負担してくれているのだ。

他の業者の場合、これらの手数料は数百円かかるのが一般的。

 

この事から、DMM Bitcoinは投資家に優しい取引所であるというのが分かるだろう。

3. レバレッジ取引が活発

DMM Bitcoinでは、レバレッジ取引の人気が高く、取引が盛んに行われている。

その為、出来高が比較的多い事も影響しているのか、基本的にスプレッドが小さめである。

 

スプレッド:買値(Ask)と、売値(Bid)の価格差
レバレッジ取引手数料は無料だが、スプレッドは実質的に手数料のようなものなので、詳しく解説しておこう。
     
DMM Bitcoin取引所の、1BTCの提示価格が、買値100万円・売値105万円の場合

 

買値:相手側が、買い取ってくれる金額。買値100万円なら、100万円で買い取る。
売値:相手側が、売ってくれる金額。売値105万円なら、105万円で販売中。

1BTCを105万円で購入し、すぐに売ってしまうと、100万円でしか買い取ってくれない。
その為、5万円の損失という結果になるのだ。

 

この場合に利益を上げるには、1BTCを105万円で購入したのなら、売値が105万円以上に値上がりするまでは売却してはならない。

 

このように、スプレッドが大きければ大きいほど、それだけ利益を出すのが困難になる。
だから、レバレッジ取引手数料が無料だとしても、スプレッドが大きければ意味はないのだ。
    

スプレッドは、取引所によっても差があるし、状況によって常に変化し続けている。

    
 
<スプレッドが拡大しやすくなる原因>

  • 出来高(取引量)が減少している時
  • 暗号資産の価格が急変動している時

上記の原因に当てはまる状況下では、スプレッドを意識して新規注文を検討しよう。

 

様々な要因が複雑に絡み合って、スプレッドは決定される為、スプレッドが突発的に急拡大する可能性もあるので注意してほしい。
 
 

<利益を上げるコツ>

  • 価格が落ち着いていて、スプレッドが狭い時にのみ取引する
  • スプレッドが大き過ぎる時は、もう取引を諦める
  • スプレッド費用を抑える為に、頻繁に取引しない

     

上記のコツを念頭に入れて、今後の取引に活用していけば問題ないだろう。

基本的に、ビットコインよりもアルトコインのほうがスプレッドは拡大しやすい傾向にあるので注意しよう。

 

しかし、DMM Bitcoin取引所を利用する投資家が増えているので、出来高が増加していき、今後はスプレッドも縮小していくと期待される。
    
レバレッジ取引をする際は、スプレッドが大きくないかを必ず確認しておこう。

4. セキュリティが万全

国内の暗号資産取引所では、サイバー攻撃の被害を受けて、顧客の資産が流出する事件が絶えなかったが、

DMM Bitcoinでは、そのような資産流出事件は、過去に一度も発生していない。

 

様々なサイバー攻撃対策、セキュリティ管理技術を駆使して、顧客の資産を厳重に管理しているからだ。

特に、従業員による内部犯行を防ぐセキュリティの仕組みも徹底されており、信頼性がかなり高いと個人的に感じている。

 

DMM Bitcoinでは、セキュリティ上の不安は感じず、取引に集中できるだろう。

5. 使いやすい画面設計

画面設計は、初心者でも直感的に操作しやすいデザインで構成されている。

 

PC版取引システムでは、取引に必要な機能が集約されている。

https://bitcoin.dmm.com/service/tool より引用

高機能なチャート分析が備わっており、満足な分析を行う事ができるだろう。

チャート上から、注文をする機能も用意されている為、手際よく取引が可能となっている。

 

スマートフォン版取引システムアプリも用意されている。

https://bitcoin.dmm.com/service/tool より引用

機能性に関しても、PC版取引システムに匹敵する為、サクサク動作するので快適だ。

チャートを見ながらのワンタッチ発注も可能。

アプリストアで、DMM Bitcoinと検索しよう。( iOS、Androidのどちらでも対応。)

6. 充実したサポート体制

土日祝も含めた365日、いつでもサポート対応している。

分からない事があれば、いつでも気軽に質問できるので安心できる。

 

通常は、お問合せフォームから質問を受け付けている。(以下のリンクを参照。)

https://bitcoin.dmm.com/support/inquiry

 

LINEからでも、質問を受け付けているので、利用する際は友達登録をしておこう。

LINE ID : @dmmbitcoin

デメリット

1. 現物の取引形式がない

DMM Bitcoin取引所は、レバレッジ取引に特化しているので、アルトコインの現物を保有したい人には向かないだろう。

 

実際に現物を購入し、保有できるのは、BTCとETHとXRPの3種類のみである。

それ以外のアルトコインは、現物として購入・保有する事はできず、レバレッジ取引のみである。

 

それに加えて、現物を購入する際の取引形式は、販売所形式のみだ。

その為、DMM Bitcoin側の提示価格で購入する事になるので、価格が割高感なのは否めない。

 

逆に言い換えると、自分が購入・売却したい数量のみを入力するだけで即座に取引完了するので、初心者でも簡単に操作できる。

2. レバレッジ取引は難しい

現物取引では、買った価格より下落した場合でも、また価格が上昇するまで売らずに保有しておけばいい。

ただし、レバレッジ取引では強制ロスカットという概念が存在する。

強制ロスカット:評価損益が基準を下回ると、自動的に決済する機能
DMM Bitcoinでは、証拠金維持率が80%を下回ると、強制ロスカット発動。

強制ロスカットが発動した場合、そのポジション(取引)に利用している証拠金を、ほとんど失ってしまい、これが損失となる。
    
大きな利益を得る為に、レバレッジ取引をしたはずが、逆に大きな損失を出す可能性が現物取引と比較すると高いので、慎重に取引する必要がある。
    
それに、アルトコインのレバレッジ取引は、スプレッドも拡大しやすく、利益を出すのは簡単とは言えない。
   
その為、レバレッジ取引で継続して利益を出すには、それなりの経験とスキルが必須である。
    

レバレッジ取引は確かに難しいが、スキルを身に着け勝率が上がれば、現物取引とは比較にならない程の莫大な利益を上げる事が出来る。

    
レバレッジ取引(FX)で求められるスキルについては、今後解説していく予定なので、ぜひ学習に活用して、稼げるトレーダーを目指してほしい。

hiroの見解

私は、MONAコインやNEMなどのアルトコインを、レバレッジ取引する為に利用していた。

手数料も安く、操作しやすい画面設計なので、手軽に取引できるのが魅力的だ。

 

レバレッジ取引は、頻繁に取引する事が多いので、取引手数料が無料なのは非常に助かる。

しかし、レバレッジ取引はリスクが高く上級者向けなので、取引に慣れるまでは現物取引のみを行うほうが無難だ。

 

現物取引に慣れ、さらなる利益を追求したくなったら、手数料が安く銘柄が多いDMM Bitcoinが提供するレバレッジ取引を利用してみるといい。

 

興味がある人は、ぜひDMM Bitcoinを利用してみてはどうだろうか?

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