GMOコイン取引所

  • 2020年11月17日
  • 2020年12月24日
  • 国内

日本国内の暗号資産取引所である、GMOコインを利用した事があるだろうか? 

 

私自身、暗号資産投資を始めた頃から現在に至るまで、GMOコインを利用し続けている。

使いやすさ、手数料の安さ、セキュリティの強さ、どれも国内トップクラスと言っても過言ではない。

 

どの暗号資産取引所を利用しようか悩んでいる人は、GMOコインを選ぶといいだろう。

 

GMOコインの口座開設ページはこちらから

 

それでは、さっそくGMOコイン取引所の解説をしていく。 

基本情報

  • 運営会社:GMOコイン株式会社
  • 設立日:2016年
  • 取引方法:販売、現物、レバレッジ、FX、貸出、つみたて
  • 銘柄:BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ
  • 口座開設費:無料
  • 口座維持費:無料
  • 入出金手数料:無料
  • 送金手数料:無料
  • 取引手数料:指値注文は-0.01%、成行注文は0.05%
  • 最大レバレッジ:4倍
  • 過去の発生事案:特になし
  • 公式サイト:https://coin.z.com/jp/

詳細情報

会社情報

会社情報の公式サイト
    

GMOコインの所在地は、東京都渋谷区に置かれている。

  
「関東財務局長 第00006号(暗号資産交換業)」:金融庁より暗号資産交換業の認可を受けている

暗号資産取引所は、金融庁より暗号資産交換業の認可を受ける必要がある
 

資本金は、37.58億円と比較的多めである。

自己資本規制比率は、281.7%(2020年9月末時点)で、今のところ経営状況に問題はない。

2020年9月末 自己資本規制比率の状況

自己資本規制比率:金融取引会社の財務健全性を示す指標
自己資本規制比率は、120%以上を維持する義務がある

取引方法の種類

GMOコインの取引方法は、以下の5つ用意されている。

  1. 販売所
  2. 現物取引
  3. レバレッジ取引
  4. FX取引
  5. 貸し出し
  6. つみたて

<①:販売所> 初心者向け

投資家と取引所が、売買する方法である。

GMOコインの提示価格で、投資家は購入または売却をする事になる。

その為、販売価格が少し割高感なのは否めない。

 

数量を指定するだけで、即座に売買が成立する為、非常に簡単である。

今すぐ購入したい場合は、販売所を利用するのもアリだろう。

 

<②:現物取引> 中級者向け

GMOコインを利用している投資家同士が、直接取引する方法である。


販売所よりも、現物取引のほうが安く購入できるのでお得だ。

しかし、操作がやや面倒であり、慣れていないと難しく感じるだろう。

 

最初のうちは、販売所を利用し、慣れたら現物取引に挑戦するといい。

 

<③:レバレッジ取引> 上級者向け

GMOコインを利用している投資家同士が、直接レバレッジ取引をする方法である。

レバレッジ:担保として預けた証拠金の、数倍の取引ができる仕組み
レバレッジ取引では、暗号資産自体を取引しない為、現物取引とは根本的に異なる。
   
将来の価格を予測し、ロング(買い注文)やショート(売り注文)などの建玉を保有し、決済する事で価格変動の差額分が利益となる。
   
自分が預けた証拠金に対して、レバレッジを掛ける事で、数倍の資金を取引できる。
これにより、巨額の利益を得られるチャンスがある。
その反面、予測が外れた場合は、一瞬で莫大な損失を被る危険性がある。
 
注文方法は、「成行、指値、逆指値」の3種類がある。
レバレッジ取引の魅力は、ショート(売り注文)が可能である事だ。

 

現物取引では、保有通貨の価格が暴落した場合、売却し損失確定させる又は売らずに保有し続けるしかない。
しかし、レバレッジ取引ではショート(売り注文)を入れる事で、価格が暴落している状況下でも利益が得られる。

 

<④:FX取引> 上級者向け

仕組みは、レバレッジ取引と全く同じだが、取引相手はGMOコインである。


取引相手がGMOコインなので、十分な数量を用意されており、すぐに取引成立する。
相場が急変動すると、スプレッド(買値と売値の差)が広がりやすいのが欠点。
  
注文方法は、「成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFD-OCO」の6種類がある。
レバレッジ取引とFX取引の違いは、注文方法の種類数と、手数料の差である。
 
<⑤:貸し出し> 長期保有者向け

 

保有通貨を、GMOコインに預ける事で、数量に応じた貸借料を受け取れる。
銀行の定期預金にお金を預けて金利を得るようなイメージ。
 
貸出期間1ヵ月の場合は、貸借料(金利)として、年率1%を受け取れる。
貸出期間3ヵ月の場合は、貸借料(金利)として、年率3%を受け取れる。
 
何もしなくても、暗号資産を預けるだけで最大年率3%の金利が得られるのは嬉しい事だ。
ただし、私のように頻繁に取引する投資家であれば、自分で取引して稼いだほうが早い。
 
取引を滅多にせず、長期保有し続ける人には、お勧めのサービスと言えるだろう。

 
<⑥:つみたて> 長期保有者向け

毎月10日に、自分が指定した金額分の暗号資産を、自動で購入するサービスだ。
手数料は無料。最低1000円~最高50000円で、1000円単位で自由に設定可能。
 
これはいわゆる、ドルコスト平均法であり、時間的なリスクを分散する目的である。
毎月決まった金額分を購入する仕組みの為、価格が安い時は普段より多めに買え、高い時は普段より少ししか買えない。


これにより、チャートを見る暇のない忙しい人でも、安心して投資できるだろう。

取り扱い銘柄

 

銘柄 販売所 現物取引 レバレッジ取引 暗号資産FX
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
ネム(XEM) × ×
ステラルーメン(XLM) × ×
ベーシックアテンショントークン(BAT) × ×
オーエムジー(OMG) × ×
テゾス(XTZ) × × ×

 

 

 

手数料・費用

<口座費用>

 

口座開設費 無料
口座維持費 無料

 

 

<入手金手数料>

 

  日本円 暗号資産
入金 即時入金:無料

振込入金:振込手数料はお客様負担
無料
出金・送金 無料 無料

 

 

 

 

<取引手数料>

 

  販売所 現物取引 レバレッジ取引 暗号資産FX
取引手数料 無料 指値:-0.01%
成行: 0.05%
無料 無料
ロスカット手数料 建玉ごとに0.5% 無料
レバレッジ手数料 建玉ごとに
0.04% / 日
建玉ごとに
0.04% / 日

 

 

セキュリティ

GMOコインの親会社、GMOインターネット(東証一部上場)では、金融サービス提供の経験が豊富であり、セキュリティの管理体制も万全である。

顧客の資産を安全に管理する為、様々な対策が講じられている。

<顧客資産の分別管理>

暗号資産は、GMOコインと顧客で、物理的に分離して保管している。

現金も、GMOコインと顧客で、分離して日証金信託銀行の信託口座にて管理している。

これにより、もし仮にGMOコインが経営危機に陥っても、顧客の資産は無事に返却される。

 

<暗号資産の保管方法>

顧客の暗号資産は全て、コールドウォレットで保管している。

コールドウォレット:インターネットから切り離して管理する暗号資産口座
インターネットに接続されていない環境下で保管されている為、サイバー攻撃による被害は受けない。

銀行で例えると、厳重に管理された金庫の中に保管するイメージ。
その中から取り出す際は、複数部署の承認が必要な体制となっており、監視が厳しい。
 
<マルチシグネチャー対応>

暗号資産を送金する際には、秘密鍵(パスワードのようなイメージ)が必要だ。
この秘密鍵が第3者に知られたら、暗号資産を不正に引き出される事になる。
 
基本的に、秘密鍵は1つだけで管理するのだが、セキュリティを向上させる為に、GMOコインでは複数の秘密鍵を用いて管理している。
その為、仮に1つ秘密鍵(パスワード的なもの)が外部に漏れても、暗号資産を引き出される心配はない。

 

分かりやすく例えると、家の玄関の鍵穴を2つ設置するイメージ。扉を開けるには、鍵が2つ必要で、1つ盗まれても扉は開かない。

 
 
<2段階認証の必須化>

現金の出金時や、暗号資産の送金の際に、2段階認証を必ず済ませる仕組みとなっている。
2段階認証:パスワード認証だけでなく、別の認証も求められる仕組み

操作しているのが本人である事を確認する為に、パスワード認証だけでなく、事前に登録した携帯やメール宛にも連絡が入るシステムとなっている。

手間はかかるが、その分セキュリティが高く保たれるだろう。

メリット

ここまで、GMOコインの基本的なサービスや仕組みを解説してきた。

次は、競合他社より優れたポイントや、GMOコインの魅力について見ていこう。

1. 手数料が安い

何といっても、手数料の安さこそが、投資家にとって最も重要なポイントだろう。

上手に取引できても、手数料を沢山取られていては、利益が伸びないからだ。

その点、GMOコインの手数料の安さは、国内でも業界最低水準に設定されている。

 

日本円の出金も、暗号資産の送金も、GMOコインが全額負担してくれているのだ。

他の業者の場合、これらの手数料は数百円かかるのが一般的。

 

この事から、GMOコインは投資家に優しい取引所であるというのが分かるだろう。

2. セキュリティが万全

先程も解説した通り、GMOコインの親会社は、長年の金融サービス事業に携わっている為、セキュリティ管理技術にも精通している。

国内の暗号資産取引所では、サイバー攻撃の被害を受けて、顧客の資産が流出する事件が絶えなかったが、

GMOコインでは、そのような資産流出事件は、過去に一度も発生していない。

 

様々なサイバー攻撃対策、セキュリティ管理技術を駆使して、顧客の資産を厳重に管理しているからだ。

GMOコインでは、セキュリティ上の不安は感じず、取引に集中できるだろう。

3. 使いやすい画面設計

画面設計は、初心者でも直感的に操作しやすいデザインで構成されている。

https://coin.z.com/jp/corp/guide/tool/wallet/ より引用

初心者だった頃の私も、操作に迷う事は無かったので、誰でも簡単に取引できると思う。

スマホ向けのアプリも用意されており、ネットに繋がっていれば、外出中でも取引可能。

『私も、通勤中の電車の中で、スマホアプリから価格チャートを眺めていたりする。』

 

  • アプリ名:GMOコイン 暗号資産ウォレット
  • 利用料金:無料
  • 対象OS :iOS 11以上、Android 5.0以上

4. 取引方法が多い

他の取引所と比較しても、GMOコインは取引方法が多く用意されている。

  1. 販売所
  2. 現物取引
  3. レバレッジ取引
  4. FX取引
  5. 貸し出し
  6. つみたて

①と②は、初心者向けの取引方法であり、③と④は、上級者向けの取引方法。

⑤と⑥は、短期取引を一切せず、長期保有を目的とした投資家向け。

この事からも、GMOコインでは、初心者~上級者まで幅広い取引方法が用意されている。

デメリット

メリットだけでなく、デメリットについても、しっかりと理解しておこう。

と言っても、私の知る限りでは、GMOコインのデメリットはあまり思いつかない。

1. 時々サーバが落ちる

基本的に、GMOコインでの取引中は、サクサクと快適に操作可能である。

しかし、取引画面を開いた状態で、約10分程放置していると、下記の接続トラブルが発生する。

これは、画面を「再読み込み」すれば、すぐ元に戻るので問題はない。

私は、trading viewという別のサイトでチャート分析をしており、分析に10分以上費やす事が多い。

そして分析が終わった後、GMOコインで現物を購入する為に取引画面へ戻ると、なぜかいつも接続トラブルが起こっている。

F5キーを押せば、すぐ元通りになるから別に平気だが、1分1秒を争う相場においては、少々不安が残る。

2. メンテナンス中は取引停止

GMOコインでは、毎週水曜日の15:00〜16:00に定期メンテナンスをしている。

このメンテナンスにより、セキュリティの安全性を常に高く維持されているのだ。

 

ただし、我々投資家にとっては、ここで重大な問題点が生じる。

メンテナンス中は、あらゆる取引が完全に停止されてしまう点だ。

 

<メンテナンス中に停止するサービス>

  • 日本円の入出金
  • 暗号資産の預入・送付
  • 販売所
  • 暗号資産FX
  • 取引所

水曜日 15:00〜16:00、この1時間の間に、価格が大暴落しても、我々にできる事は何もない。

『実は、私も手痛い目にあっている。( ;∀;) 』

対策としては、メンテナンスが始まる前に、別の取引所に資産を移動させておくといい。

hiroの見解

冒頭で話した通り、私は初心者の頃から現在に至るまで、ずっとGMOコインを利用している。

2年間使い続けて、不満に思った事は、ほとんどない。

GMOコインが、国内の暗号資産取引所でNo.1だと個人的に感じているので、これからもお世話になるつもりだ。

 

初心者の人も、他の取引所を利用している人にも、ぜひ一度GMOコインを使ってみてほしい。

『そんなに、不満は出てこないはず。(笑) 』

 

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