ビットコインFX取引サービスを展開している、Bybit取引所をご存じだろうか?
FX取引サービスは、日本国内の取引所でも提供されている。
しかし日本では、金融庁による規制が年々厳しくなっている為、稼ぎにくい環境である。
その一方で、海外取引所はサービスの質が高く、投資家にとって魅力的なものが多い。
そこで近年、サービスの質が高く、稼げるチャンスの多い海外取引所に乗り換える投資家が増えているのだ。
私が実際に利用して、使いやすいと感じたBybitという海外取引所があるので紹介する。
ビットコインFX取引をするなら、Bybit取引所を利用してみてはどうだろうか?
それでは、さっそくBybit 取引所について解説していく。
基本情報
- 運営会社:Bybit Fintech Limited
- 設立日:2018年
- 取引方法:FX、現物購入
- 銘柄:BTC、ETH、LTC、XRP、EOS、LINK、XTZ
- 口座開設費:無料
- 口座維持費:無料
- 入出金手数料:入金は無料、出金は一定金額を徴収
- 送金手数料:一定金額を徴収
- 取引手数料:指値注文は-0.025%、成行注文は0.075%
- 最大レバレッジ:100倍
- 過去の発生事案:特になし
- 公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/
詳細情報
会社情報
Bybit Fintech Limitedは、デリバティブ取引サービスを提供している暗号資産取引所。
FINTRAC 登録番号:M20624645
最高責任者CEOは、Ben Zhou氏
Ben Zhou氏の公式Twitter:https://twitter.com/benbybit
会社の創設チームは、外国為替業界の専門家、投資銀行、初期のブロックチェーン技術採用者、アナリストから構成されており、金融および消費者技術業界の専門家から構成される。
取引方法
BybitのFX取引サービスでは、大きく2つに分かれている。
- インバース型無期限契約
- USDT無期限契約
<①:インバース型無期限契約>
暗号資産を基軸通貨として使用し、取引する契約。
取引数量はUSDで入力するが、証拠金や損益は暗号資産(BTC、ETH)で計算される。
BTCUSD契約を取引する場合、基軸通貨としてBTCを使用する。
ETHUSD契約で取引する場合、基軸通貨としてETHを使用する。
<②:USDT無期限契約>
注文や決済に、USDTという暗号資産が使用される。
USDT無期限契約では、証拠金としてUSDTが必要となる。
BTCUSD契約を取引する場合、基軸通貨としてUSDTを使用する。
ETHUSD契約で取引する場合、基軸通貨としてUSDTを使用する。
取り扱い銘柄
銘柄 | インバース型無期限契約 | USDT無期限契約 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | 〇 | 〇 |
ライトコイン(LTC) | × | 〇 |
リップル(XRP) | 〇 | × |
イオス(EOS) | 〇 | × |
リンク(LINK) | × | 〇 |
テゾス(XTZ) | × | 〇 |
手数料・費用
<口座費用>
口座開設費 | 無料 |
---|---|
口座維持費 | 無料 |
<入手金手数料>
暗号資産(各通貨ごと) | |
---|---|
入金 | 無料 |
出金・送金 |
BTC:0.0005BTC ETH:0.01ETH EOS:0.1EOS XRP:0.25XRP USDT:2USDT |
<取引手数料>
インバース型無期限契約 | USDT無期限契約 | |
---|---|---|
取引手数料 | 指値:-0.025% 成行: 0.075% |
指値:-0.025% 成行: 0.075% |
<Funding手数料>
Bybitの取引価格が、市場価格から離れすぎないようにする為に、設定されている手数料。
例を挙げて解説する。
Bybitで取引されるBTC価格が100万円で、他の市場で取引されるBTC価格が90万円の場合
Bybitでの取引価格が高騰し過ぎの為、ロング(買い注文)している側が、ショート(売り注文)している側に手数料を支払う。
Bybitで取引されるBTC価格が90万円で、他の市場で取引されるBTC価格が100万円の場合
Bybitでの取引価格が暴落し過ぎの為、ショート(売り注文)している側が、ロング(買い注文)している側に手数料を支払う。
実際に支払う手数料は、その時の価格変動状況によって増減する。
手数料を支払う時間帯は、日本時間「 01:00 09:00 17:00 」1日に3回徴収される。
エントリー(注文)する際は、まずFunding手数料を確認するようにしよう。
上記の赤枠で囲っているのが、Funding手数料(資金調達率)。今回は0.01%に設定されている。
その為、ロング(買い注文)側が、ショート(売り注文)側に手数料を支払う事になる。
Funding手数料がマイナスであれば、その逆で、ショート側がロング側に手数料を支払う。
セキュリティ
Bybitのセキュリティは世界最高水準であり、過去にハッキング被害を受けた事は一度もない。
主なセキュリティ対策は、下記の3つである。
- コールドウォレット採用
- マルチシグネチャ対応
- 2段階認証必須
<①:コールドウォレット採用>
サイバー攻撃による資産流出事件の多くは、顧客資産をホットウォレットに保管しているのが主な原因である。
Bybitでは、顧客が預けている資産は全て、コールドウォレットに保管されている。
基本的に、秘密鍵は1つだけで管理するのだが、セキュリティを向上させる為に、Bybitでは複数の秘密鍵を用いて管理している。
分かりやすく例えると、家の玄関の鍵穴を2つ設置するイメージ。扉を開けるには、鍵が2つ必要で、1つ盗まれても扉は開かない。
操作しているのが本人である事を確認する為に、パスワード認証だけでなく、事前に登録した携帯やメール宛にも連絡が入るシステム。
メリット
1. 出来高が多い
Bybitの出来高は、世界ランキング3位(2020年11月18日時点)として評価されている。
世界的に有名なBitMEX取引所も抜いて、堂々と世界ランク3位に輝いている。
この事からも、Bybitを利用する投資家が増加しているのがよく分かるだろう。
出来高が多く、取引が活発的に行われている為、自分の注文も約定しやすい。
2. システム可用性 年間99.99%
Bybitの取引サーバーのシステム可用性は、年間99.99%と非常に高水準である。
サーバーダウンなどで、取引が停止した事もほとんどない。
その一方で、私が以前利用していたBitMEX取引所は、相場が急変動すると頻繁にサーバーダウンが発生し、取引不能となる事が多かった。
1分1秒を争うFX取引において、頻繁に取引停止となるような業者は、投資家からの信頼を失う事になる。
その点、Bybitはサーバーの強度も高く、信頼性は高いレベルを維持されているので安心だ。
3. ゼロカットシステム採用
Bybitでは、ゼロカットシステムを採用しており、追証制度がないので借金を負う心配がない。
国内取引所のFX取引サービスでは、追証制度があるのが一般的だ。
通常、証拠金維持率が一定以下になれば、強制ロスカットが発動し、ポジションが決済される。
その際、証拠金がマイナスの状態だった場合は、不足分の証拠金を追加で入金する義務がある。
要するに、これは借金であり、過去に追証(借金)の支払いを業者から要求され、地獄を見た投資家も多い。
5年ほど前から小遣い稼ぎ程度でFXを始めました。最初は月に5万くらい稼げていたのですが、つい欲に目がくらみ、証拠金100万に対してレバレッジをかけて300万までの取引ができるようにしました。その後急落し、証拠金の100万がなくなり追証金の200万を返済する為に、みずほ銀行から200万の借金をすることになったのです。(40代男性)
日本の金融庁は、投資家保護を謳う割には、投資家にとって非常に危険な追証制度を放置しているのだ。
その観点からも、Bybitは追証制度がなく、借金を負うリスクが無いので安心できるだろう。
4. 証拠金自動追加システム導入
証拠金維持率が一定以下になると、強制ロスカットを避ける為に、自動で残高から証拠金に充てるシステムが用意されている。
これはBybit独自のシステムで、手動で証拠金を追加する手間が省けて楽になった。
これを使う事で、一時的な相場の大変動に耐える事ができ、損切をする事なく利益を得られる可能性が高まる。
この証拠金自動追加システムは、自分で設定をONにする事で、利用可能となる。
5. 相互保険システム
Bybitでは、想定外の大損失を避ける為に、相互保険システムが用意されている。
これは、清算時に破産価格よりも不利な価格で決済された場合に、破産価格と決済価格の差を補う仕組みである。
例を挙げて説明する。
BTCUSDをロング(買い注文)しており、強制決済価格は$7000 、破産価格は$6950とする。
価格が$7000まで下落すると、このポジションは強制決済され終了する。
このポジションが$6950より高い価格で強制決済されると、残りの証拠金は保険基金に積み立てられる。
反対に、このポジションが$6950よりも低い価格で強制決済されると、保険基金から損失分を補填される。
あらかじめ相互保険を掛けておく事により、破産価格よりも不利な価格で決済されるリスクをなくし、損失を最小限に抑える事が可能となる。
現在の取引数量を上限として、保険を掛ける数量と適用期間(赤枠)を自分で決定する。
5. 使いやすい画面設計
BitMEX取引所の画面構成と似ているので、BitMEXを利用していた投資家にとっては操作に困る事はない。
実際、私も以前はBitMEX取引所を利用していたので、Bybitでの取引もすぐに慣れた。
また、FX未経験者でも簡単に注文を出せるように、分かりやすい画面設計となっている。
6. 日本語対応・24時間カスタマーサポート
海外の取引所で、日本語サービスを提供している業者は少ない。
Bybitは海外の取引所だが、日本語表記が用意されているので操作に困らない。
それに、もし何か分からない点があれば、24時間体制で運営側に質問する事が可能。
チャット形式で気軽に質問でき、もちろん日本語で応答してくれるので便利だ。
実際に私も、チャットを通して質問した事があるが、迅速で丁寧な対応をしていただいた。
何か分からない事があっても、すぐに解決してもらえる環境が用意されているので頼もしい。
デメリット
1. 金融庁の認可を受けていない
2018年に改正資金決済法が施行された為、仮想通取引所は暗号資産交換業者として金融庁に登録する義務がある。
Bybitは、日本語サービスを展開しているが、暗号資産交換業者に登録していない。
登録するには、Bybitが提供している様々なサービスを撤廃する必要が出てくるからだ。
例えば、
- 口座開設をする際は、KYC(本人確認)を済ませる
- FXの最大レバレッジを100倍から4倍に引き下げる
- 金融庁が禁止と定めたアルトコインの取引を停止させる
金融庁は投資家保護の為に、業者に対して厳しい規制を掛けている。
それによって、我々日本人投資家は、安心して投資活動を行えているのだ。
しかし、規制が厳しすぎるが故に、逆に投資家にとって稼げるチャンスが少なくなってるとも言い換えられる。
つまり、金融庁に認可されないほうが、我々投資家にとっては都合が良いと言えるのだ。
2. 出金制限が設けられている
不正流出を阻止する為に、暗号資産を引き出す際は、厳しいチェックが行われている。
暗号資産の出金処理が行われるのは、1日に3度のみだ。
- 01:00
- 09:00
- 17:00
上記の出金処理時間の30分前までに、出金申請を済ませておく必要がある。
例えば、09:00にビットコインを出金したい場合、08:30より前に出金申請を済ませておく。
もし、08:40に出金申請してしまうと、実際に出金されるのは17:00に行われる事になるので注意しよう。
その数時間の間にも、ビットコインの価格は急落する恐れがあり、売り時を逃しかねない。
hiroの見解
海外の取引所という事で、利用をためらう人も多いだろう。
しかし、Bybit取引所の信頼性は高く、世界中のメディアからの評価も高い。
これまでに、300社以上の世界的に有名なメディアに取り上げられている。
以下、https://www.bybit.com/ja-JP/ より抜粋
単に成長が速いだけでなく、セキュリティやサポートなどユーザーが重視するところもしっかり対策を講じているのも好感が持てる。
シンガポールを拠点とするデリバティブ取引所のBybitは、2020年も成長を続けると考えています。
Bybit 技術的優位性に基づいて世界BTCデリバティブ取引量2位達成
NEWSBTC
Bybitの急速に成長しているユーザーベースと徹底したデリバティブの提供により、Bybitはこの分野で疑いの余地のない新星である。
この事からも、Bybit取引所は、今後も世界的に注目され続けるだろう。
私は、ビットコインFX取引をメインに稼いでいるので、今後もBybitを利用する予定だ。
FX取引はリスクが高いが、スキルを磨けば安定的に収益を上げれるようになるはずだ。
まさに、FX取引は副業にお勧めの稼ぎ方である。
初心者の人は、まずは数万円から挑戦して、トレードスキルを高めていくといい。
ビットコインFX取引をするなら、Bybit取引所を利用してみてはどうだろうか?