CROSS exchange 取引所

  • 2020年11月6日
  • 2020年11月14日
  • 海外
この記事は2019年2月に作成したものであり、情報が古い可能性があります

日本の取引所は、取り扱っている通貨の種類が少ない。

どこも、BTCとかETHとかXRPとかばっかり。

 

他の暗号資産を買うには、海外取引所を利用する必要がある。

この取引所は、配当金が貰える事で一時期、すごく話題となっていた。

 

そこで今回は、Cross exchange取引所について解説する。

 

Cross exchangeの口座開設ページ

 

基本情報

  • 運営会社:C BASE FINTECH LAB LLC.
  • 取引方法:現物
  • 銘柄:XEX、BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、ADA、ZEC、DASH、TRX、XMR、QTUM、OMG、LSK・・・
  • 口座維持費:無料
  • 口座管理費:無料
  • 入出金手数料:入金は無料、出金は一定金額を徴収。(BTCの場合は約500円)
  • 送金手数料:一定金額を徴収
  • 取引手数料:0.1%
  • 最大レバレッジ:なし
  • 過去の発生事案:特になし
  • 公式サイト:https://www.crossexchange.io/cross/mybonus

詳細情報

2018年11月に設立したCross Exchange取引所は、アゼルバイジャン共和国のライセンスを取得。

  

2020年11月現在、アゼルバイジャンとアルメニアは戦争状態です

 

ICOによる資金調達からスタートし、2017年12月に3億円の資金調達に成功。2018年5月にICOセール開始。

ICO:企業が独自の暗号資産トークンを発行して、資金調達すること

 

運営責任者は、日本人の宇原 徳郎さん。

そのためか、取引画面も日本語に完全対応している。

2020年11月現在、日本語表記が選択肢から、削除されている事が確認された

 

なぜ日本人がそんな場所で、取引所の運営をしているのだろうか?

本人いわく、日本で取引所を設立すると厳しい規制を全てクリアする必要があるので大変だと。

 

日本では規制が厳しすぎるが故に、運営許可が下りるまでに時間が掛かりすぎるらしい。

そこで、暗号資産に関する規制が日本ほど厳しくない海外での設立を決心。

 

確かに日本では、税率は高いし、規制も海外と比較すれば厳しいと言われている。

 

アゼルバイジャン共和国では、暗号資産・ブロックチェーン技術などの最新技術を積極的に受け入れている国のようだ。

『日本ではなく、アゼルバイジャン共和国で設立したのも納得がいく。』

 

ちなみに、Crossの由来について公式から説明があった。

暗号資産はブロックチェーン技術の重要な価値であり、CROSS exchangeはこれらの価値交換(value exchange)をCROSS = 交差させる役割を担います。
CROSS exchangeは世界中のブロックチェーンテクノロジーの開発者、ユーザー、暗号資産投資家が、安全かつ効率的にアセットの価値交換を行うプラットフォームをご提供致します。

    
次に、Cross exchangeの最終目標について。
  
CROSS exchangeは世界でも有数の安心安全で、誰もが簡単に使える暗号資産取引所を目指します。
今後も新たなサービスの開発や、新たな技術の開発・支援を通じ、他社にない独自の取引所を構築して行きます。 その結果、ユーザーの満足度を最大化し、取引所の最大使命である取引高の向上を行い「世界有数の安心安全な誰もが簡単に使える暗号資産取引所」を目指します。
   
顧客が魅力的に感じる良サービスを提供する事で、世界最大の暗号資産取引所を目指しているようだ。
   
特に、配当金としてユーザーに還元する発想は面白いと思う。
   

不穏な噂、どの情報が真実か?

Cross exchange取引所を紹介する他のサイトでは、運営者が詐欺だと指摘しているのを見かける。

『個人的に、詐欺ではないと思う。』

 

トラブルにも丁寧に対応し、ユーザが喜ぶサービスを積極的に提供してくれる素晴らしい取引所であると、私は感じている。

配当金に関しても、オープン当初から今日に至るまで、毎日還元してくれている。

 

それに、出金トラブルもほとんど報告されておらず、問題なく引き出せる。

私から見れば今のところ、詐欺らしい気配は全く感じていない。ぜひ参考までに。

 

仕組み

1 .  独自トークン(XEX)のロック

まず、Cross exchange独自のXEXトークンという通貨が存在している。

 

XEXトークンを保有すると、取引所収益の20~80%(ロックアップ期間により変動)の還元、上場銘柄への投票、運営における決議、これらの権利を得られる。

配当を得るには、ロックが必要となり、80%:90日間、60%:60日間、40%:30日間、20%:ロックしない

 

ロック期間が長くなるほど、毎日貰える配当金も増える。ロックしなくても、20%は貰える。

しかし、ロックをかけている期間は、ロックしたXEXの売却・出金などが一切出来ない。

 

<XEXを得る方法>

  • 取引通貨ペアからの購入
  • 取引マイニング
  • 自動マイニング(還元率/ロック期間:  130%:90日間、118%:60日間、108%:30日間、100%:0日間) 

つまり、一番還元率が高いプランは、マイニング90を選択(取引手数料130%払い戻し)、プレミアム90へ自動以降(取引所収益の80%を配当金として還元)

 

2 .  マイニング

先ほど解説したXEXを得る方法で、マイニングという言葉が出てきた。

しかし、ビットコインやイーサリアムなどのマイニングとは全く別の意味だ。

 

Cross exchangeのマイニングには、手動自動の2種類があるので、うまく使い分けよう。

 

<手動マイニング>

普通に取引した際に、支払った手数料に上乗せされたXEXが返ってくる。

例えば、BTCでETHを取引した場合に、200円分のBTCが手数料として徴収されたとする。

しかし、200円分のXEXに加えロック期間ボーナスが加算されたXEXが還元されます。250円くらいだとしよう。

手数料200円分のBTCを支払ったが、250円分のXEXをなぜか貰えた。

 

Cross exchangeでは、実質的に取引手数料が無料どころか、自分が得するという天国のような状況に・・・

これはつまり、取引をすればするほど、沢山のXEXを受け取る事で資産がどんどん増えるという事だ。

 

『だからXEX自体の価格さえ、ずっと下がらず維持出来れば・・・・・勝ち?』

 

<自動マイニング>

自動で2つの暗号資産のペア同士を取引させ、取引手数料を発生させる。この手数料は、取引所の収益となり、自分はただ無意味な取引をループし手数料を支払い続けるので損。

しかし、この取引所の特徴は、支払った手数料より高いXEXを、ユーザに払い戻す仕組み。

 

これは、手動マイニングで行っていた作業を、自動で作業してくれるシステムを利用する訳だ。

やってる事の内容は、手動マイニングと同じです。ただ、何度も手動で取引するのは面倒なので、自動化システムが用意されている。

 

『聞いただけでは、イメージしづらいですかね?』

『私も、最初はよく分からなかった。慣れれば、簡単に出来るようになるはず。』

 

メリット

1 .  配当金が貰える

配当金は、ユーザがロックしているXEXの枚数に応じて、毎日15時頃に支払われる。

200万円分のXEXを保有していた時の私は、毎日1万円以上の配当金を受け取った。

 

「取引所の収益の80%も還元とか、経営破綻しないのか?」と疑問に思いますよね。

Cross exchangeの1日の収益は1億円近くあるそう。8割還元しても、2000万円は利益として残る計算に。

 

つまり毎月数億円以上がCross exchangeの利益として残るので、運営に関しては全然問題ないようだ

 

2 .  良サービスが非常に豊富

Cross exchangeは、世界で最もユーザの事を考えて、素晴らしいサービスを提供している取引所だと思う。

XEX価格を下げさせないように、多くの対策が練られていた。

 

ユーザに飽きさせない、新しいサービス・コンテンツを提供する事で、高い評価を得ていた。

『え?そんなサービス提供して本当に大丈夫なの?』とビックリする事もある。(笑)

 

Cross exchangeよりも、ワクワクさせてくれる取引所は、そう多くないだろう。

 

デメリット

1 .  ロック中は売却不可

当然ですが、XEXをロックしている間は、売却する事が不可能。

売却不能にする事で、売り圧力を下げて、XEXの価格を下がらないように維持している。

 

これは良い対策なのかもしれないが、必ずしも全員がロックをするとは限らない。

例えば、自分が90日間(3ヶ月)ロックしている時に、XEXの価格が大暴落した場合は、地獄を見る事に・・・

 

暗号資産の価格は、たった1日で大きく変動するのも珍しくない。

 

今は好調で、XEXの価格が上昇していても、3ヶ月後には今の半分の価格になっている事も・・・

ロックをする際は、慎重に考える必要がある。

 

2 .  XEX発行上限枚数が多い

XEXの発行枚数上限は100億枚と設定されている。

これを聞いただけでは、かなり多いと思うはずだ。『価格も上がりにくそう・・・』

 

しかし、価格が極端に上昇してしまうと、高くて買いたいと思わない人も出てくる。

 

なるべく、多くの新規参入者が参加しやすいようにして、取引を活発化しようとする狙いがあるようだ。

ですが、この戦略がXEXの価格を上げにくい要因となっている。

 

将来性

現状では、暗号資産取引所の数が多すぎで、供給過多と指摘されている。

まだそんなに暗号資産の投資家が多くないので、これから徐々に取引所も淘汰されていくだろう。

 

信頼性が高く、根強いファンが多い取引所になる事が、生き残りのカギを握ると思われる。

 

Cross exchangeは、その点においては問題がないと思う。

高いレベルのセキュリティ、ユーザに対する素晴らしいサービスの数々。

 

後は、XEX価格をどのように維持し続けていくかが、最大の課題だ。

 

hiroの見解

私は2018年からCross exchangeを利用し、約9カ月間毎日、配当金を貰い続けた。

 

おかげで、驚くほどの高利回りで資産を増やす事が出来た。『本当に感謝している(笑)』

とはいえ、いつまでも良い状況が続くとは思わない。

 

配当型の取引所は、過去にいくつか存在していたが、結局安定した価格を維持できずに、倒産したケースがほとんどだ。

投資の世界は、誰もが自分の利益を第一に考える欲深い人間の集団で形成されている。

 

そうである以上、どうしてもXEXの価格をずっと安定させる事など、恐らく不可能に近いだろう。よほど経営者が天才でない限りは。

 

上手く、時代の流れに乗れるかどうかも大切な事だ。こういったチャンスは滅多に訪れない。

Cross exchange取引所に限らず、稼げそうな時に沢山稼ぎ、危険を感じたらすぐ撤退。

 

投資をする上で、この心構えを忘れないでほしい。

 

興味を持った人は、一度登録してみてはどうだろうか?

Cross exchangeの口座開設ページ

2020年11月 追記

この記事を書いたのは、2019年2月頃で、記事の内容はもう古いと思われる。

cross exchange取引所は、定期的に新しいサービスを展開しているので、最新の状況は公式サイトを確認してほしい。

https://www.crossexchange.io/cross/mybonus

 

2020年11月現在の、XEXの価格状況について簡単に報告しておく。

 

XEX/USDTのチャート

このように、XEXの価格は20円近く上昇していたが、現在の価格は0.1円にまで失墜した。

『まぁ正直、こうなる事は薄々分かっていたのだが・・・』

 

『幸い私は、2019年6月頃で、全ての資産を出金済みなので損失はなかった』

 

この事態を受け、XEX価格を再び上昇させる為に、運営側があらゆる新企画を次々に打ち出しているようだが、もう希望など無いだろう。

 

やはり配当型の取引所は短命であり、撤退するタイミングを逃した場合、大損しやすい事を改めて理解できた。

 

今後、似たような高配当を謳う取引所を見かけた場合は、より慎重に検討をしようと思う。

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