今回は、私がメインに利用している楽天証券で、実際に株式を購入していく手順について解説する。
画像を掲載しながら解説するので、ぜひ参考にしながら取引してみてほしい。
ログイン画面
まずは、以下のリンクから楽天証券のログイン画面を開く。
ログインIDと、パスワードを入力する。 これらの情報は、忘れないように必ずメモしておこう。
国内株式画面に遷移
ログインが完了した後、赤色で囲った国内株式のタブをクリックする事で、下記の画像に遷移する。
上記のように、国内株式トップの画面が表示されれば問題ない。
株式のティッカーシンボルを入力
赤色で囲った左側に、3397と書かれいるのが見えるだろうか?
これは、ティッカーシンボルと呼ばれるもので、上場している株式会社を識別する為に割り振られた固有の番号である。
3397は、私が大好きな「トリドールホールディングス」で、右の赤枠の検索ボタンをクリックすると、株取引画面に遷移する。
ちなみに、ティッカーシンボルが分からなくても、直接ここに、トリドールと入力しても問題ない。
株取引画面
ティッカーシンボルを入力すると、株価が表示される。ここでは、トリドールホールディングス、株価は2492と表示されている。
続いて、赤枠で囲った現物買いのボタンをクリックする。
注文画面
注文画面について、上から解説していく。
株価2492円の右側に、+90(+3.75%)と表示されているが、これは前日の終値を基準にして、いくら増減したかを示している。
上記で言えば、前日の終値よりも90円株価が上昇しているという意味。+3.75%は、上昇率で表記しているだけ。
その右側に、始値、高値、安値と表示されているが、これらはローソク足を見るうえでも基本的な考え方である。
詳しくは、プライスアクション 前編 で解説しているので、そちらの記事を参照してほしい。
簡単に説明しておくと、始値は本日最初の取引価格、高値は本日最も高かった取引価格、安値は本日最も安かった取引価格を意味する。
出来高とは、株式が実際に取引された株数のことである。出来高が多ければ、それだけ活発的に取引されている証拠だ。
注文方法に関しては、楽天証券の場合、3種類用意されている。
通常のタブをクリックすると、下記の画像が表示される。
SOR有効は、有利な価格を発見した場合は、機械が自動的に最良価格で売買を執行してくれる仕組み。チェックしておこう。
数量で買いたい株数を自由に決定できる。国内株式の場合、基本的に100株単位で注文する。米国株の場合は最低1株から。
価格では、指値と成行の注文方法に分かれている。
指値価格は、自分が買いたい価格を入力する。ただし、値幅制限の範囲内でしか注文は受け付けてもらえない。
上記の例で言えば、1992円~2992円と記載されており、30円で買い注文を出す事は不可能である。
成行注文は、現在提示されている指値価格から、最も有利となる価格で即時取引される。
ここで注目すべきなのは、板情報である。下記の画像の、赤枠で囲った部分を見てほしい。
上側が売却注文で、下側が買い注文である。実際に取引するには、買い手と売り手の価格が一致する必要がある。
上記の例で言うと、買い手の2490円と、売り手の2495円が最も取引成立間近な価格であることが分かる。
成行買い注文を出すと、売り手の中で最も安い2495円で、取引成立(約定)する。
ちなみに、先ほど指値注文の説明をしたが、自分が2490円で100株の指値買い注文を出した場合は、2490の買数量が200→300に加算される仕組みとなっている。
執行条件では、注文の有効日を設定できる。本日中を選択すると、本日中にその注文が成立しなかったら強制的に注文がキャンセル扱いとなるので注意を。
口座の種類は、特定口座を選択すれば税金関連の確定申告を楽天証券会社が代わりに行ってくれるので、特定口座を選ぶようにしよう。
NISA口座がある場合は、まずはそちらをチェックするといい。
一応、逆指値注文という方法があるが、これは指値注文と逆の仕組みである。
逆指値注文の使い時としては、主に順張りトレードを主軸としているトレーダー向けと言える。
価格が大きく上昇している時に、その上昇トレンドの流れに乗る為に、買い注文を出すときに使う手法。
例えば、トリドールの株価は2492円だが、2500円を超えたら、そこを起点にもっと上昇すると予測している場合、2500円を超えた瞬間に成行で買い注文を出せるように設定しておく。
私は、基本的に価格が下がって安くなった時に買い仕込むのが好きなので、あまり逆指値注文は使わないが・・・
hiroの見解
今回は、楽天証券で実際に株取引をする手順について見てきた。
慣れないうちは、操作に苦労すると思うが、作業内容自体はそこまで難しいものではないだろう。
投資の鉄則は、安く買って高く売る、これを実践する為にも、指値注文を使いこなせるようになっておきたいものだ。
何度も練習し、ミスしないように取引していこう。