バブル相場は崩壊間近

今年は急速に進むインフレと、それを食い止める為の金融引き締め・利上げ前倒し、この2つのせめぎ合いの中で、投資戦略を練る必要がある難しい市況。

インフレになると紙幣価値が下がる為に、現金で持っておくと購買力が下がり損をするので、株やコモディティに投資しないといけない。

かといって、テーパリング・利上げによって資産価格が上昇しにくい環境が整いつつあるので、強気で買いに向かうのは非常に危険。

再度、復習しておくと、インフレを抑える為に今後もFRBは利上げを前倒しする事が想定され、利上げを3回~4回ほど行った時点で、株式市場は破壊的なダメージを受ける。

この際の暴落率は、相当なものになると思われ、これは個人的な妄想ではあるものの、最終的にはリーマンショックより酷い暴落率になる恐れがある。

現時点では、リーマンショックにはなかった(コロナパンデミックによる経済疲弊、それによる巨額の財政赤字、30年続いた中国の不動産バブル崩壊、世界中が歴史的インフレ)多くの深刻な問題を抱えている点もポイント。


まともな投資家であれば、今の時点で株やコモディティを全力買いするのは正気とは思えないと結論づけている。

とはいえ、今月すぐに大暴落が起きるとは考えにくく、既に市場にも織り込んでいる可能性が高く、注目すべきは株式市場が何回利上げに耐えきれるのか。


引き続き、今は現金余力を高めつつ、暴落して安くなった価格帯で勇気を持って買いに行く戦略で行こうと個人的には考えている。

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